近すぎて見えないものは

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むかし愛をさがしている人がいた。

さがしても、さがしても、

叫んでも見つからず、

とうとう見つけられずに逝った。


愛は本当になかったんだろうか?

いや、あったのだ、すぐ近くに。

近すぎてわからなかっただけ。

全身で愛を叫ぶ

その人こそ、愛だった。

自分自身が愛だとは

気がつかなかったんだ。

灯台下暗しとはこのことで

まわりの者は気づいていることが、

本人にはわからない。

これはいろんなことに当てはまる。

幸せ、家族や友人、自分の本当の価値でさえ

持っていない人にとっては

はっきりと見える。

まるで闇の中の光のように。


真夜中に

光をさがしているけれど

なかなか見つからない。

きっと夜は明ける。

なんてとても信じられそうにないときは。

ちょっと

希望が持てるようなふりをしてみた。


自分自身が光になったらいい。

弱い光でも、

だれも見てなくても、

知らなくても、

自分が光っているとさえ

わかっていればいい。


もしかしたらそれは、

自分がずっと探していた

光なのかもしれないよ?













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by kuroshiro_neko | 2016-03-05 00:03 | つぶやき

シロクロの絵とエッセイなど書いています。ブログ内で「アカリノムコウへ展」不定期開催中です。いつかギャラリーでも個展を開いてみたいてすね。
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