カチ割りたいアタマ

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面接とは、本当に嫌なものである。

面接、する人たちを見るのが。


就活でとかく新卒者や、

再就職を求める若者が面接に来るが、

とくに嫌なのは、面接官である。

なにが嫌かって、

面接官はつまりは会社の上司なのだが、

来る若者によって態度が変わるのが嫌なのだ。


高学歴で、言葉遣いや礼儀の

ちゃんとしている若者には、

なにが気に入らないのか、冷たい態度になる。

しまいに説教する。

こんなこと、あと10年もしたら

誰も言ってくれないよと言い、

本音を言ってないとか、マニュアル

どおりの受け答えだとか、

普通の面接だけでも酷なのに、

30分以上も説教されたら

たまったものではないだろう。

聞いてるこっちが、

「わかりました!ワタシが、辞めます!!」

と言いたくなる。若者と上司共々、

ハリセンで頭をカチ割りたくなる。

若いから素直に説教を聞けるとでも

思っているのだろうが、

話を聞かない人は

いくつになっても聞かないのである。

そうして、

だいたいそういう者は真面目なので、

こんなに説教されても、

お願いします、と言って履歴書を置いていく。

採用されるはずがないのにである。

これには、よく頑張るなぁと思ってしまう。


一方、まだ大学出たてで、

子供っぽさが残る、愛嬌があるタイプだと違う。

始終、和やかな感じで世間話をしたり、

”ためになる話”をしたり、優しい態度である。

まったく先ほどの真面目君が不憫である。

しかし、そういうタイプは、

内容を聞いてやはり自分には無理とわかり、

あっさり辞退する。

なんとか面接官は引き留めようとするが、

私はうしろで

”私もやめといたほうがいいと思う。”

と、こころの中で同意する。

そうして、

辞退していく者は必ずみんな、

「貴重なお話聞けて嬉しかったです。」

と言っていくのだった。


そうかコレ、マニュアル?


結局、緊張する面接なんて、

みんなマニュアル使ってるわけだし、

みんな本音を言えるわけないのである。

採用してみなければ、

その人がどんな人かわからない。

会社も、勤めてみなければわからない。

そう簡単に人間が分かった気で

偉そうにしているのが許せなかったのだ。


でも自分も、

今の若い子にどう接すればいいのか、

・・・よくわかりません。


























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by kuroshiro_neko | 2016-04-30 22:56 | エッセイ

シロクロの絵とエッセイなど書いています。ブログ内で「アカリノムコウへ展」不定期開催中です。いつかギャラリーでも個展を開いてみたいてすね。
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