夏色の服〜四季〜

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最近とっても好きなのは

大貫妙子の歌。


あるTVの挿入歌を聞いて、

なんてすてきな歌なんだろうと思って。

声で彼女だと分かっていたので

調べたところ、

”鉄道員”という曲でした。

それまで映画「鉄道員(ぽっぽや)」の

主題歌だったことも知らなかったわけですが、

この歌以外にも大貫さんの歌、大好きになりました。

以前は正直苦手に思っていた声。

つめたく、無表情に歌うけれど

声は温かみがあり、凛としている。

そこにすっと感情が入るときがあって、

それがいまはとても素敵だと思う。


歌って、ときにひとの財産になるもんです。

偶然に歌を知った、というより、

今が知らせてくれたのかなと思ったり

しています。








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by kuroshiro_neko | 2016-07-27 23:26 | エッセイ

「楽しいね。」

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アクセサリー店にいると、

若い20代の女の子のふたり組がいた。

ちょうど私のとなりにきてピアス~イヤリングを

キャッキャと見ている。

しばらくして、私は店を出ようと、

まだあちこち眺めながら、出口に向かっていると、

さっきの女の子たちも出ようとしていて、

ちょうど私の後ろから追い抜いていった。

そのとき、女の子が店を去りながら、

こんなことを言っていた。


「楽しいね。」


この言葉に、私ははっとし、

胸がきゅんとなってしまった。

楽しいねってわざわざ言葉にして言うのって、いいなと思う。

何か買ったわけではないのに、嬉しそうで、

まわりのアクセサリーみたいに

キラキラしている。

ほんとに楽しそうだった。


この前行った、ライブコンサートでも

後ろに座っていた女の子が、

「かっこいいね。」

って話しているのが聞こえたとき、

私も心の中で、うんうん、かっこいいよねーと

頷いていた。

思わず振り向いて言いそうになるくらい、

素敵な言葉だと思った。


なぜか、自分のことじゃないのに嬉しくなる。

きっと私も同じ気持ち、そう思ったから。


私はあの日、あの店で、見ているだけで

楽しかった。

もう、あの娘たちより倍は

年をとっている(であろう)ので

してないが、実はキャッキャしていた。


あの言葉でさらに、おばさんも、じゃなかった、

おねえさんも楽しくなったぞ。

















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by kuroshiro_neko | 2016-07-24 22:56 | エッセイ

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世間はもう夏休みなんですね。

歩いているとなんか子ども多いなぁと思ったら

だいたい休日です。

平和です。



温暖化のために節電したり

リサイクルしている、と言うと、

地球の温暖化は人類が引き起こしたわけではなく、

氷河期時代のように、地球のサイクルが

温暖な気候になってきているだけだ、

とか、たまに屁理屈をいう人がいるけれど、

だからって、空気を汚してもいい、

じゃんじゃん水を使っていい、

ということにはならないと思います。


または、

日本は平和ボケしているとか、

日本人は防衛意識が足らないとか

言っている人がいるけれど、

それっていつも違和感がある。

平和のどこが悪いっていうのだろう?

戦争である状態が異常なのに。

いつもいつ殺されるかなんて考えて

暮らすほうがおかしい。

こういう人がいるから

戦争がなくならないんだと思います。



だけど、私がどうこう言っても、

世界のあらゆる争いはなくならないし、

世界を平和にすることもどうすることもできない。

だけど。

今は自分にできることをしたいと思う。

あんまりうまくいかないけど。

とりあえず今は、周りの人を

幸せな気持ちにしたいな、と思います。











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by kuroshiro_neko | 2016-07-22 21:43 | つぶやき

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ひとが好きな歌について

語っているのが好きだ。

その歌に情熱があるほど

こっちにも強く響いてくる。

その歌を聴いた時の

情景が飛び込んできて

興味深い。


いつだったか、テレビである

ミュージシャンが、ユーミンの

”Hello,my friend”を聴いた時のことを

話していた。

最初聴いた時は、

「ぜんぜん、よくわかんない」

だったそうだ。

だけど数年経ったとき、

偶然、車の中でラジオからこの歌が流れた瞬間、

胸に、心に、感動が走ったという。

車を路肩に止め、こみあげた想いに運転できなかったと。

その話の後にこの曲を歌ったのだが、

今度は聴いてるこっちのほうが、

感動でどうしようもなくなってしまった。

その時の彼の気持ちが

歌に入り込んで、今度は

彼自身が感動をはこんでいた。

ラジオから流れてくるユーミン。

車の窓から見える景色。

車の中のそのひとの姿。

すべて想像だが、見えた気がした。


またあるひとは、

仕事帰りの車の中で、曲を聴いていた。

偶然かかった歌が突然、胸に刺さる。

いつも聴いている歌なのに

その時の、夜の街の風景と

疲れて帰る自分が重なった。


確かに

車の中で聞くと意識が

他にいくから、

素というか無というか

あまり先入観なく聴けて、

ダイレクトに心に響くときがある。

個室のようなものだから

自分の世界に入れるのだ。


だが、ほんとに偶然なんだろうか?

と思ってしまう。


最初のそのひとも言っていたけど

敢えて”運命”がそのとき、その場所で

そのときの自分に、

聴かせたんじゃないだろうか。

まるで運命が、そのときの自分に

この今の自分に聴かせるように、

この歌を作らせ、仕向けたんじゃないか。と。

歌を作らせるって思うのは、

なんだかおこがましいけど、

そう感じるときがある。


歌だけとはかぎらず、

創り出されたものは

自分の手を離れた瞬間、だれか

ほかのひとのものになるのだと思う。














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by kuroshiro_neko | 2016-07-14 00:01 | エッセイ

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「雲はちゃんとある」


まっすぐ一本道を歩いていく。

ときどき、いや、いつも

途中、何度も立ち止まって振り返ってしまう。

それは後ろ髪ひかれる感じや、

感傷的なものではなく、

ただ、後ろのほうが楽しそうに見えて。

だた、進むのが怖くて。

先が見えないものは怖い。

だから未来は怖い。

先が大丈夫、怖いものじゃない、と

誰か言ってくれたら怖くないのに。と思う。

ぐずぐずしてしまう。

だけども、いーかげん、行くしかないよね?

子供の頃は、あの空に行きたいと思っていた。

高く、まっすぐ階段を昇るように

ひとつずつ、一歩ずつ、

歩いたら雲の中に入る。

近づくと消えてなくなる、つかめないと思ってた。


いや、

ちゃんと雲はありました。

























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by kuroshiro_neko | 2016-07-04 23:41 | ギャラリーと詩集

シロクロの絵とエッセイなど書いています。ブログ内で「アカリノムコウへ展」不定期開催中です。いつかギャラリーでも個展を開いてみたいてすね。
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